こんにちは。
障害者グループホーム『いまここ』を運営している、代表の小林です。
このページでは、発達障害があるが、グループホームは大丈夫なの?ということや注意点、私たちが行なっているなどを話していこうと思います。
まず、当グループホームでは、発達障害だからどうこうということは一切ありません。
その人の特性も違うし、性格も違いますので、それぞれのお話をしっかり聞いて、将来の目的や目標を決めて、グループホームへの入居をしていただいています。
安心してください。
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先日は、25歳の女性(発達障害)からの入居のご相談でした。
とても明るくて、どこからどう見ても障害があるなんて分かりません。
この「どう見ても障害あるか分からない」ということが、本人を苦しめているということが分かりました。
普通に話せるし、普通に友達はいるし、普通に暮らしています。
でも、お金の計算が苦手だったり、仕事の段取りを組むのが苦手だったりしています。
その苦手な部分が変に思われることがたまにあるようです。
今、行っている仕事先も、1日の段取りを自分で決めなくてならないそうで、重荷になっているとのこと。
その仕事を辞め、就労移行支援に通うことにしたとのことでした。
この方への支援は、いつも笑っていられる環境にすることが大事だと思います。
なので、苦手なことと、これからやりたいことを明確にしてグループホームへの入居をしていただくことにしました。
お金の計算が苦手なので、お小遣い帳を書く練習をすること。
仕事の悩みを解消するために、就労移行支援に通うので、毎日行ける環境にすること。
障害者枠での就職を希望しているので、それが叶うよう、支援員も応援すること。
掃除が苦手なので、毎週土曜日に、支援員と掃除をすること
などなど。
そして、この方の将来の目標は、一人暮らしができるようにすることです。
まさに、自立へのサポートということになります。
1つ1つ整えて、普通にできることを増やしていこうと思います。
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また、もうお一方、男性23歳の発達障害を抱えている入居者のケースもお話ししたいと思います。
この方は、現在、障害者枠でお仕事をされています。
内気な性格で、自分からお話しすることや、自分の意思を話すのが苦手です。
その他、お金の計算、買い物が苦手です。
でも、普段は、おしゃれに気を使ったり、バスケットが好きで毎週バスケをしています。
格闘技もやられており、がっちりとした体をしているんです。腕相撲をしたのですが、全く歯が立ちませんでした。。
苦手な部分もあるけど、ほんとうに頼もしい部分も多い方です。
この方とは、現在、お金の使い方を中心に苦手克服をしています。
毎日、支援員とお小遣い帳の記入をし、自分でお金の計算もできるようにまでなってきました。
苦手なお話しもこちらから声かけをしてみると、本当によく話すようになってきたんですね。
少しの心遣いや目標設定によって、人間は進化していくものと思います。
発達障害があるとから・・・と思うのことなく、いろいろなことにチャレンジしてみるといいと思います。
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発達障害をお持ちの方は、いろいろなt特性や悩みがあります。なので、私たちのグループホームでは、入居者さんや親御さんの希望に沿った、個別支援計画をお造りしています。
お一人お一人しっかりお話しを聞いています。
発達障害があるけど、グループホームは大丈夫?とお思いでしたら、ぜひ、一度お電話ください。
ご面談やグループホーム見学もすることができます。
みんなで楽しい毎日を送っていければと思います。
ではでは、現場からは以上です!